脳が発する性的興奮が伝わる過程で、自律神経に副交感神経が存在していれば、性的な興奮は男性器に届きますが、プレッシャーや、不安、過度な緊張をしているときに勃起しにくいのは、副交感神経が交感神経に入れ替わりやすいからです。
自律神経が心因性のEDと深い関わりがあるのは、この仕組みのためです。
副交感神経が支配する自律神経を性的な興奮が通過すると、無事に男性器に伝わることができます。
男性器は、海綿体という組織があります。
海綿体は血液を吸収できるようにスポンジ状になっていて、実際に血液がそのスポンジ状の組織に吸収されることによって硬くなって勃起することになります。
性的な興奮を感じていないときには海綿体がスポンジ状で柔らかく縮まっている状態になっています。